「膝が腫れて曲げにくい…」

「最近、階段の上り下りがつらい」

このような症状の背景にあるのが、**“膝に水が溜まる”＝関節水腫（かんせつすいしゅ）**です。

当院にも

・膝がパンパンに腫れている

・整形外科で水を抜いたのに、また溜まる

・痛くて正座ができない

といった悩みで来院される方が多くいます。

今回は、整骨院として「膝に水が溜まる原因」と「改善に向けたポイント」を分かりやすく解説します。

✅ 膝に水が溜まる“本当の原因”とは？

結論から言うと——

膝に水が溜まるのは 関節の中で炎症が起きているから です。

炎症が起こる

　↓

関節液を作る組織「滑膜（かつまく）」が刺激を受ける

　↓

炎症を抑えるために関節液が必要以上に増える

　↓

吸収が追いつかず膝が腫れる

これが水が溜まるメカニズムです。

つまり、

水そのものが悪いのではなく“炎症のサイン” なのです。

🩺 どんな時に炎症が起こる？代表的な原因3つ

① 変形性膝関節症（もっとも多い）

加齢やO脚、体重増加などで膝軟骨に負担がかかる

　→ 軟骨がすり減る

　→ 滑膜が炎症

　→ 水が溜まる

40代〜60代に特に多いですが、30代でも見られます。

② 膝の使いすぎ（オーバーユース）

• 長時間の歩行

• 階段の多用

• 立ち仕事

• 急な運動

これらが続くと、関節内に微細なダメージが蓄積します。

③ 半月板損傷・靭帯損傷

スポーツやケガはもちろん、加齢性変化でも炎症が起きて水が溜まります。

🔍 膝に水が溜まっている時の特徴

• 膝が腫れて丸く見える

• 曲げ伸ばしで痛む

• 正座ができない

• 階段がつらい

• 触るとぷよぷよした感触（水の波動）

• 膝に熱感がある

特に「熱感（熱を持つ）」は炎症の強いサインです。

⭐ 整骨院でできる改善アプローチ

膝に水が溜まるとき、いちばん大切なのは

“炎症を鎮め、膝の負担を減らすこと” です。

① 炎症に対するケア（急性期）

• アイシング

• テーピング

• 電気治療（炎症軽減モード）

• 必要に応じて荷重を軽くする指導

炎症が強いまま動かすと悪化します。

② 膝周囲の筋バランス調整

膝に負担が集中する原因は、

太もも（大腿四頭筋・ハムストリング）や骨盤のバランスが大きく関与します。

• 大腿四頭筋の緊張緩和

• 内転筋・ハムストリングの調整

• 股関節の可動域改善

これだけで「水がたまりにくい膝」へ変わります。

③ 姿勢・歩き方の改善

O脚、骨盤の歪み、重心の位置が悪いと膝に負担が集中します。

• 歩行指導

• 骨盤矯正

• 体重バランスの改善

長期的な再発予防に必須です。

④ 自宅でできるセルフケア指導

• 膝に負担をかけない座り方

• 正しいストレッチ

• 適切なアイシング方法

• 運動量・生活習慣の調整

整骨院での施術＋セルフケアで回復が早くなります。

📝 整形外科との併用がおすすめの場合

以下の状況では整形外科との併用が安全です。

• 強い腫れが続く

• 熱感が強い

• 歩行困難

• 何度も水が溜まる（再発）

• 半月板・靭帯損傷が疑われる

必要なら当院から適切な医療機関をご紹介できます。

🕊️ まとめ：水を抜くだけでは根本解決になりません

膝の水を抜く処置は必要な場合もありますが、

「なぜ炎症が起きているのか」

を改善しない限り、再発を繰り返します。

整骨院では

✔︎ 炎症ケア

✔︎ 筋バランスの調整

✔︎ 姿勢・歩行改善

✔︎ 再発予防

までトータルで行えるため、根本的な改善を目指せます。

「最近膝が腫れる」

「また水が溜まってきたかも…」そんな方はぜひ一度ご相談ください。

1. 「どこに行っても治らない」とお悩みの方は当院にお任せください！

   ・すばる整体整骨院
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