肉離れと超音波治療器
すばる整体整骨院｜加古川

超音波治療とは

　人間の耳に聞こえる音は２０Hｚ～２０，０００Hz。
　２０KHｚ以上の聞こえない振動数に達したものが音波と言いこれを機械的に振動を起こして治療に用いているものが超音波療法。
　この超音波が照射される事により整体組織には熱が発生して身体の深部まで熱を届けることが出来ることと、同時に音波を発生させることで1秒間に100万回～300万回の密度の高い高速ミクロマッサージを深部に直接働きかけることが出来る。
　その力により深部における筋肉や関節のトラブルやスポーツにおける筋損傷によっておこる筋肉の硬結を取り除く場合にももちいる。
　また、一番の特徴として骨折や靱帯損傷の早期治癒としても医学的にも証明され３割から４割の治癒期間短縮にもつなげることができる。

肉離れとは

　スポーツをしている時に起こりやすく筋肉を収縮している状況を無理に伸ばそうとした時に起こる筋肉の繊維の断裂。全治３週間くらいを目安に各種スポーツにおける競技復帰には約２ヶ月は治癒にかかると言われている。

肉離れによる内出血を最小限にする方法

　好発部位としてふとももの肉離れの多くは、ふとももの裏側にあるハムストリングスという筋肉や下腿部における腓腹筋などに運動中に起こることが最も多いケースです。
　一番大事なことは受傷直後における応急処置です。
　安静にすることに合わせて患部の出血を早期に抑えるために包帯などでの圧迫と氷などによるアイシングをすぐに行うことで出血を最小限に抑えることができるので肉離れによる内出血を最小限におさえることができます！

軽度な肉離れの症状に関して

　肉離れとは、急な動作や激しい運動によって自分の筋力では耐え切れないほどの強い収縮力が筋肉に働いた時に筋肉や筋肉膜が損傷・断裂する症状のことを指します。前ももやハムストリングス、ふくらはぎなど下肢に頻繁に見られる症状で、その程度は軽度・中度・重度と3段階に分けられます。
　軽度の場合は筋肉組織が少し伸びてしまった状態であり、多少の痛みはあっても運動に差し支えることはありません。運動する内容や時間によって痛みが強く出ることがありますが、患部に内出血や陥没は起こりません。
　通常は安静にしていれば1～2週間で痛みは引いていきますが、しっかり完治させないとクセになることが多くみられるので同じ痛みを繰り返さないためにも、軽度の肉離れであってもきちんと治療をすることが推奨されます。

超音波による肉離れの治療法

　受傷時に起こった内出血が筋肉のなかで硬結として残っている場合に直接的に振動を与えて柔軟性の回復をさせるために使います。（約５~１０分）またその硬結の部分と周りの調和を図るためのマッサージやストレッチで充分な柔軟性が確保されてくると歩行やジョギングなどの全身運動から徐々に負荷をかけていきながら競技にあった動きをテーピングなどでサポートしながら行っていくリハビリを行います。
　場合によっては鍼灸による施術を併用することやEMSで筋肉に電気的刺激を送り機械的に活動させる治療を組み合わせる場合もあります。

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2021年6月9日