自律神経の乱れについて　②
すばる整体整骨院｜加古川

こんにちは！
すばる整体整骨院、芦原です。

今回は、前回の続き(https://kakogawa-seikotsuin.com/10/)の
自律神経を整えるときの「食」について
はなしてみたいとおもいます。

自律神経は、
胃腸や内臓の働き、血流や体温の調節など
自分の意志ではコントロールすることの
できない神経で、
生命活動の重要な働きをしています。

食材は複数組み合わせることにより
互いのもつ栄養素の効果をより高められますが
現実的に厳しいと思われるため
今回は一つの食材で
効果があると思われる食材を
話していこうと思います。

①トマト
トマトにはギャバ「GABA」という成分がふくまれています。
ギャバは、
脳の様々な機能を調整する神経伝達として
働き、酸素の供給を増やす役割もあります。

ギャバはもともと人間の脳や脊髄にも含まれています。
しかし、40台頃から脳内のギャバの量は、
急激に減り始め、
10代のころと比べると半分以下になってしまう
といわれています。

不足すると
交感神経優位になり自律神経のバランスが
崩れてしまいます。

トマトだと
中玉1個で一日の摂取量を補えるため
オススメです。

➁バナナ
バナナには「トリプトファン」という
物質がふくまれています。
この成分が「セロトニン」という物質を
脳内で作り出すのに重要な働きをします。
このセロトニンが気持ちをリラックスする効果があり
自律神経を整えるうえで
非常に大切な役割をします。
トリプトファンは体内で作ることができない為
食事で摂取しなければいけません。

他にビタミンB6と炭水化物も必要な材料で
この3つの栄養素を含み、
効率的にセロトニンを生成できるのが
バナナです。
またカルシウム豊富な牛乳やヨーグルトと
一緒に摂取するとより効果的です。

➂ブロッコリー

ブロッコリーには、多くの栄養素が含まれており
特に「ビタミンC」が特に多く含まれています。
ビタミンCはゆでると減少するので
そこはご注意ください。
しかし100ｇ当たりのビタミンＣは
イメージのあるレモンの3倍のため
効率よく摂取することができます。

ビタミンＣは体内で生成できない為、
ためておくことが出来ず
毎日摂取しなければ不足してしまいます。

そのビタミンＣは、ストレスがかかった際
分泌されるホルモンの原料としてつかわれます。
ストレスが続くと大量に消費されるため
積極的にとるといいとおもいます。

ビタミンCを多く含む他の食べ物
ほうれん草、きゃべつ、パプリカ、いちご、キウイ

④善玉菌を多く含む食事
自律神経を整えるために大事な臓器が「腸」です。

なぜ腸が関係するのか？
それは腸の動きが
副交感神経に支配されており
脳の次に神経の細胞が多く存在する
臓器だからです。

そのため腸内環境を整えることが
自律神経を整えることにもつながります。

腸内環境を整えるには
「善玉菌」という体にいい菌の割合を
高く保つことが大切です。
善玉菌を増やすには
善玉菌を含む食材と善玉菌のえさになる食材を
多くとることが必要です。

善玉菌を多く含む食材
キムチ、チーズ、ヨーグルト、ぬかづけ、発酵食品
善玉菌のえさ
a,食物繊維
おから、ごぼう、サツマイモ、きのこ
b,オリゴ糖
玉ねぎ、大豆、トウモロコシ、キャベツ
ジャガイモ、ニンニク

これらの同時に食事をとることで
善玉菌が増え腸内が整えられるのです。

自律神経の乱れにお勧めの食材を
紹介させていただきました。

「どこに行っても治らない」とお悩みの方は当院にお任せください！

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2021年9月3日